照千一隅への道のり

肝っ玉

最近聞かなくなった言葉に「肝っ玉」がある。

玉と言っても股の玉ではなく、肝と言っても肝臓のことじゃない。肝っ玉とは「胆力」、もっとわかりやすく言えば「度胸」や「勇気」のようなイメージが近いが、とにかく肝っ玉と言う言葉をめったに聞かなくなった。そしてとかく肝っ玉の小さい人間が目立つ。




安倍総理がトランプさんの自宅までに会いに行ったらしい。外国首脳の中で一番乗りだと喜んでいるらしい。

そらそうよ。まだ相手は大統領になってないのに、現職の首脳がいそいそと自宅まで会いに行くなんて赤面もの。

早めにトランプにつば付けておきたい気持ちもわかるけど、それなら元総理の小泉さんとか森さん辺りに親善大使で行ってもらえば、恥もかかずにすむし、彼らの顔も立つと言うもの。




肝っ玉の小さい人間が増えた。



博多の底抜け道路があっという間に埋め戻されて、市民の生活が平常に戻ったらしい。日本の土木技術の復元力に称賛が集まっているらしい。ヨカッタヨカッタ。

でもちょっと待った。「あれ?原因検証は?埋めてしまってどう検証するの?」中国で事故して埋められた鉄道車両を思い出す。


しばらくおいときゃよい。穴空いたままで、これ以上穴が拡がらないように手当てだけして、車も歩く市民も通れるように上に鉄板の橋をかけて、しばらくの間おいときゃいい。

ばあちゃん達が「こんなことってあるんだねえ。地面はありがたいねえ。慢心したらいかんねえ。くわばらくわばら。」なんて穴を覗きながら歩くのも悪くない。


また同じ様な事故が再発しないように、土木や地層の専門家達を集めてじっくり検証したらいいのに。週末は都市地下博物館にして市民にも解放したらいい。海外のメディアなんかも招いて、失敗もありのままに、その後の再発防止に向けた検証の姿勢なども見てもらえばいいだろうに。かえって日本人の誠実な仕事に評価が高まるんじゃないかな。

堂々と現実を見据えたらいいのに。




病気も一緒だよ。

体のことを省みず、食べたいものを食べたいときに食べたいだけ食べ、「太く短い人生で言いんや」なんて言っている人に限って、いざ大病をしたら大騒ぎだよ。そんな人多いね。

病気相手はブルったら負け。どんと構えて、出てくる症状を受け止めなくちゃならない。痛いのはつらいけれど、それでもグッとこらえて冷静に現状を見つめなくちゃならない。そうすると段々と現状が見えてくる。どういう対処をすればいいのかが見えてくる。

慌てふためいて医者に飛び込んで、あーだこーだと素人要求突き付けて、治してくれなきゃ訴えるからね、なんて脅しかけて、そういう人はあんまり経過が良くないもの。肝っ玉が小さい人の治りは遅い。これ本当の話。


健康情報はもうこのくらいで充分じゃないか。

総理大臣から庶民まで現代日本人に足りないのは、ぶっとい肝っ玉なんだよと、つくづく思う今日この頃だよ。








弘晃

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066.gif今日の丹錬
・四股400回


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by wagoichi | 2016-11-18 18:54 | 戯言
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「原点が導くこれから」という感じでしばらく探り書きです。

by 三宅弘晃
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