照千一隅への道のり

義援金もっていくぞ


今夜大阪を立つ。行き先は熊本である。夜行バスで往復する年甲斐もない強行軍である。


義援金。

わごいちのお客、千照館の門人、講演会の聴衆、ブログやFBの読者の方、様々な人が、あえて赤十字のような大手ではなく、我々のような「ささやかでも顔の見える支援を」という呼びかけに応じて、義援金を託してくれた。

集まりも集まったり、計 448,090円もの義援金を預かった。気持ちのこもった手紙もついている。すごく精一杯のお金を預けてくれた人も居る。熊先生の本を何冊も買っていってくれた人も居る。重たい義援金になった。

みんな本当に幸せだなあ。




ケニアのスラム街でストリートチルドレンを支援している早川千晶さんという素晴らしく魅力的な女性がいる。

早川さんによると、ケニアで親を亡くしたり捨てられた子どもがスラム街にやってくる。彼ら彼女らは屑拾いなどをして、わずかばかりの日銭を稼ぐ。その稼いだ金で食べ物を買うのかと言えばさにあらず、シンナーを買って吸うらしい。

なぜ食べ物じゃなくシンナー?

実はそのわずかな日銭では、彼らの胃袋を満足させるだけの食べ物を買うことが出来ない。そこで、そんな中途半端な食べ物を買って食べるよりも、シンナーを吸って脳を麻痺させる方がましなのだと。もちろんそんな日々では彼らの若い命はたちまちにボロボロになっていく。

平和な日本でのほほんと生きて来た自分を思い知った。


そんなストリートチルドレンを引き取り、スラム街の中に学校を立てて教育支援をしている早川さんと出会い、その話を聞き、じっとしていられない気がした。自分も何かしたいと思った。

妻と相談し、学校の活動資金集めの日本ツアーをしている早川さんに連絡し、大阪と兵庫で1回ずつイベントを主催した。10年ちょっと前のことである。会場を押さえ、数十人ほど人を集め、皆で早川さんのお話を聞き、ケニアの音楽を楽しみ、参加費とグッズの購入で参加者がそれぞれ思い思いにエールを送った。

皆が初めて聞く話にじっと耳を傾け、時に目頭を押さえ、太鼓のリズムに酔い、声を出して歌った。ケニアのスラムと日本の我々が早川さんを通して繋がったような気がした。

そんなイベントを企画して、何とも言えない自負を感じた。

ありがたいな、と思った。早川さんに感謝せずにはいられなかった。




支援とは誰のための物か。

支援を受ける人のことはいちいち言うまい。少しでも元気になれば嬉しいのは当然のこと。

でもここでは支援する側の幸せについて語りたい。皆で語り合いたい。



ああ、俺は生きているぞと。ちゃんとこの社会で、人と人の関わりの中で生きているぞと。ささやかでも行動に移せたと。少しだけ自分を認めてもよいかなと。

自信とはこういうことの積み重ねではないだろうか。



腕に重たい義援金を抱え、想いをよせてくれた人の顔を思い浮かべながら、夜行バスの夢のなかで皆さんと語り合おう。

俺たちはなんと幸せ者だろうよ、と。











弘晃

055.gif: wagoichi◆excite.co.jp (◆を@に)
HP: わごいち(←クリック)

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by wagoichi | 2016-11-07 20:21 | 人生
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「原点が導くこれから」という感じでしばらく探り書きです。

by 三宅弘晃
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